UR賃貸団地のネット・回線

【UR賃貸団地】光回線の選び方|VDSLと光配線の違い

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UR賃貸団地におけるインターネット回線の手続き(申し込み)は各自やることになっており、管理事務所などへの申請・届け出・手続きは一切不要です。

UR賃貸団地の回線選びは、一般的な民間マンションとは考え方が少し異なります。UR団地は築年数が古い建物も多く、団地ごとに「利用できる回線」や「配線方式(VDSL・光配線)」が決まっているため、料金や評判だけで回線を選ぶと失敗しやすいのが実情です。

さらに、光回線は月額料金の安さだけで選ぶものではありません。現在は、スマホとのセット割引やキャッシュバックなどの特典によって、実質的な負担額が大きく変わります。月額が数百円高く見えても、特典込みではトータルで安くなるケースも珍しくありません。

UR賃貸団地で後悔しないためには、①UR公式で自分の団地の対応状況を確認し、②スマホキャリアに合わせて回線を絞り、③配線方式(VDSLか光配線か)を把握した上で、④月額と特典を含めて比較するという順番が重要です。

UR賃貸団地で失敗しない回線選びの基礎知識

UR賃貸団地におけるインターネット回線選びで最も重要なのは、「光回線の引き込み方式」を理解することです。これが通信速度の上限を決定します。

UR団地の回線方式は築年数で決まる

UR団地のインターネット配線方式は、以下の2種類が主流です。どちらになるかは、主に団地の築年数と、過去に行われた配線工事の有無によって決まります。

1. VDSL方式(古い団地に多い)

光ファイバーをマンションの共用部(MDF室)までは引き込みますが、そこから各部屋までは既存の電話回線(銅線)を利用して信号を送ります。

  • 最大速度:理論上、最大100Mbpsが上限です。
  • デメリット:一本の回線を棟の住民全員で分け合うため、夜間など利用者が集中する時間帯には、大幅に速度が低下しやすいという大きな欠点があります。

2. 光配線方式(新しい団地やリノベーション棟に多い)

光ファイバーを共用部を経由して、直接各部屋まで引き込む方式です。

  • 最大速度:理論上、最大1Gbps(ギガビット)やそれ以上の速度が出ます。
  • メリット:通信速度が安定しており、オンラインゲームや高画質動画の視聴、在宅ワークにも十分対応できます。

あなたの団地の回線方式を確認する方法

UR賃貸団地が「VDSL方式」か「光配線方式」に対応しているかは、以下の方法で確認できます。

  1. UR都市機構の公式サイトで確認(最も確実)
    UR都市機構が公開している「インターネット環境のご案内」ページでは、 団地ごとに利用可能なインターネット回線の種類や対応状況が確認できます。
    ▶ UR賃貸住宅 インターネット環境のご案内(公式)

    表から該当する団地名を探し、「光配線(FTTH)」の欄に○があれば光回線の光配線方式(速い)に対応しています。
    VDSLのみに○がある場合は、光回線でも速度が出にくい方式ですが、それしか対応してない場合は一択です。

  2. 光回線事業者の提供エリア検索で補足確認
    UR公式ページで概要を確認した後、 NTT東日本・西日本(フレッツ光)や各光回線事業者の公式サイトにある 「提供エリア検索」で住所を入力すると、最大通信速度(100Mbps/1Gbps)から 配線方式を推測できます。

UR賃貸団地では、管理サービス事務所では配線方式を正確に把握していないケースも多く、 電話や窓口で聞いても明確な回答が得られないことがあります。 そのため、まずはUR公式サイトで対応状況を確認するのが最も確実です。

主要光回線サービス比較(光配線方式対応の場合)

団地が光配線方式(1Gbps対応)の場合、回線そのものの品質差はほとんどありません。 そのためUR賃貸団地では、月額料金だけでなく、スマホセット割やキャッシュバックなどの特典を含めた「実質負担額」で選ぶのが定石です。

項目 ドコモ光
(GMOとくとくBB)
auひかり
(GMOとくとくBB)
ソフトバンク光
(GMOとくとくBB)
回線種別 フレッツ光回線(光コラボ) 独自回線 フレッツ光回線(光コラボ)
対応のしやすさ
(UR賃貸)
◎ 非常に高い △〜×(団地による) ◎ 高い
月額料金
(マンション)
約4,400円 約4,180円 約4,180円
最大通信速度 1Gbps 1Gbps 1Gbps
配線方式の影響 VDSL方式の場合:最大100Mbps前後
光配線方式の場合:最大1Gbps(体感差ほぼなし)
スマホセット割 ドコモ光セット割
最大1,100円/回線
auスマートバリュー
最大1,100円/回線
おうち割 光セット
最大1,100円/回線
キャッシュバック 高額(最大数万円)
※GMOは業界最大級
高額(最大数万円)
※GMOは条件が分かりやすい
あり(窓口・条件差あり)
Wi-Fiルーター 高性能Wi-Fi6
無料レンタル
高性能Wi-Fi6
無料レンタル
光BBユニット(月額有料)
工事費 実質無料 実質無料 実質無料
工事の難易度 低(転用・事業者変更可) 高(工事不可の例あり) 低(転用・事業者変更可)
実質コスパ評価 ★★★★★
UR賃貸で最安定
★★★★☆
使えれば強い
★★★☆☆
条件次第
向いている人 ・ドコモユーザー
・URで失敗したくない人
・auユーザー
・速度重視(要エリア確認)
・SB/ワイモバユーザー
・条件を理解できる人

※実質的なお得度は、月額料金 − スマホセット割 + キャッシュバックで判断するのがポイントです。

「光コラボ」を選ぶ際の最重要ポイントは「スマホのセット割」

UR団地で光回線を選ぶ最大の決め手は、回線自体の品質ではなく、ご自身またはご家族が契約している携帯電話会社との「セット割」です。

例えば、ドコモユーザーがドコモ光を契約すると、毎月のスマホ料金が永年割引(最大1,100円/回線)になります。この割引額は、回線料金よりも大きくなる場合が多く、実質的な通信費が最も安くなります。

VDSL方式の団地で「速度を諦めない」ための選択肢

残念ながらVDSL方式しか対応していなかった場合、光回線(100Mbps)以外にも、速度を改善する可能性のある選択肢があります。

ホームルーター(5G対応)

工事不要でコンセントに挿すだけで使える「ホームルーター」も選択肢の一つです。

  • 例:とくとくBBホームWi-Fi など。
  • 特徴:5Gエリアであれば、光回線並みの速度が出る可能性があります。VDSL方式の100Mbpsよりも速くなる可能性が高いです。
  • 最大のデメリット:電波状況(5G/4G)に依存するため、安定性に欠けます。UR団地の部屋の位置や階数によっては、電波が届きにくい場合があります。
💡 VDSL方式の団地における現実的な選択 VDSL方式の場合、「速度は100Mbpsが上限」と割り切り、スマホのセット割が使える光回線(ドコモ光やソフトバンク光)を選び、費用を抑えるのが最も現実的です。高画質動画視聴やゲームは諦め、ネットショッピングやSNS利用などに留めるのが賢明です。
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