UR賃貸団地に洗濯機の防水パンがない!階下に水漏れの恐れが!
私が以前住んでいた古いUR賃貸団地には、洗濯機置き場に防水パン(洗濯機パン)がありませんでした。
防水パンがないと、洗濯機の給水ホースが外れたり、排水まわりでトラブルが起きたりしたときに、床が一気に水浸しになる恐れがあります。
特に怖いのは、自分の部屋だけでなく、階下の部屋にまで水が漏れてしまうことです。ここでは、防水パンがない古いUR賃貸で感じたリスクと、実際に私が経験したトイレからの大量漏水トラブル、そしてできる対策について紹介します。
古いUR賃貸を内見したら防水パンがない驚き
UR賃貸に入居してまず驚いたのが、洗濯機を置くスペースに防水パンがなかったことです。
防水パンとは、洗濯機の下に置かれているトレイのような設備です。万が一、洗濯機のホースが外れたり、水があふれたりしたときに、ある程度水を受け止め、排水口へ流す役割があります。
私が住んでいた部屋にはそれがなかったため、洗濯機まわりで水漏れが起きた場合、床にそのまま水が流れてしまう状態でした。
内見時に案内してくれた営業センターの方も、この点については少し苦笑いしていました。それでも部屋はリフォームされていてきれいでしたし、何より家賃が安かったため、結局入居することにしました。
もちろん、すべてのUR賃貸がこのような状態というわけではありません。比較的新しい物件や家賃の高い物件では、洗濯機置き場がきちんと整っていることも多いと思います。
ただ、古い団地や家賃の安い部屋では、防水パンがない、洗濯機置き場が使いにくい、水回りの設備が古いといったケースもあります。内見時には、洗濯機置き場の状態を必ず確認しておくことをおすすめします。
防水パンがないと水漏れ時の被害が大きくなりやすい
私が3年間住んでいた間、幸い洗濯機のホースが外れるような大きなトラブルはありませんでした。
しかし、防水パンがない状態で水漏れが起きたら、部屋が水浸しになるだけでは済まない可能性があります。
床に流れた水は、玄関ドアの隙間から共用階段へ流れ出るかもしれません。それ以上に怖いのは、古い団地では階下の部屋の天井へ水が落ちてしまうことです。
階下へ漏水すると、後片付けや謝罪だけでなく、天井・壁・家財への補償といった金銭的な問題に発展する恐れがあります。
防水パンがない部屋で洗濯機を使う場合は、「少し水がこぼれるかもしれない」程度ではなく、「階下に迷惑をかける事故になるかもしれない」と考えておいた方がよいです。
UR賃貸では外出中の水漏れ対応が難しい
もう一つ怖いのが、外出中に水漏れが起きた場合です。
私の認識では、UR賃貸の管理事務所は各部屋の合鍵を持っていません。そのため、住人が外出中に室内で水漏れが起きても、管理事務所の人がすぐに入室して水を止めることは難しいです。
防水パンがない状態で、洗濯機を回したまま外出してしまうと、万が一のときに発見が遅れます。階下の住人から苦情が来た時点では、すでにかなり水が広がっている可能性もあります。
洗濯機からの水漏れを防ぐための対策
防水パンがない物件では、洗濯機まわりの点検をこまめに行うことが大切です。
まず確認したいのは、給水ホースと蛇口の接続部分です。ホースがゆるんでいないか、ジョイント部分から水がにじんでいないか、洗濯機を使う前後にチェックしておくと安心です。
私の場合は、水漏れ防止に定評のある防水テープを使い、ホースとジョイント部分をしっかり巻いていました。
ただし、テープを巻いたからといって完全に安全になるわけではありません。時間がたてばテープがゆるんだり、ホースそのものが劣化したりすることもあります。
古い給水ホースを長く使っている場合は、ひび割れや硬化がないか確認し、状態が悪ければ早めに交換した方がよいでしょう。
水漏れセンサーを置いておくと早く気づける
防水パンがない洗濯機置き場では、水漏れに早く気づくことも重要です。
そこで検討したいのが、洗濯機まわりに水漏れセンサーを置いておく方法です。
水漏れセンサーは、水を検知すると通知してくれる機器です。商品によってはスマホに通知を送れるタイプもあるため、別の部屋にいるときや、音楽を聴いていて水の音に気づきにくいときにも異常に気づきやすくなります。
ただし、水漏れセンサーは蛇口を自動で止めてくれるものではありません。あくまで「水漏れに早く気づくための補助」と考える必要があります。
通知に気づいたら、すぐに洗濯機を止める、蛇口を閉める、元栓を確認するなど、自分で対応しなければなりません。
それでも、防水パンがない部屋では、水漏れに気づくのが遅れるほど被害が大きくなります。洗濯機まわりやトイレ、洗面台の近くに水漏れセンサーを置いておくと、万が一の早期発見に役立ちます。
洗濯機を動かしたまま外出しない
防水パンがない物件では、洗濯機を動かしたまま外出するのは避けた方がよいです。
近くのスーパーに買い物へ行くだけ、コンビニに行くだけ、という短時間でも、その間にホースが外れたり排水が詰まったりすれば、床に水が広がってしまいます。
防水パンがあれば多少の水を受け止められる可能性がありますが、防水パンがない場合はすぐに床へ流れます。
洗濯中はできるだけ在宅し、異音や水の流れる音に気づける状態にしておくことが大切です。
コインランドリーを使う選択肢もある
一人暮らしで洗濯量が少ないなら、無理に洗濯機を置かず、コインランドリーを使う方法もあります。
近くにコインランドリーがあるなら、一週間に一度まとめて洗濯・乾燥してしまうのも現実的です。
洗濯機を置かなければ、水漏れリスクを減らせますし、引っ越し時の荷物や設置費用も少なくなります。
特に防水パンがない部屋で、洗濯機の設置に不安がある場合は、「自宅に洗濯機を置かない」という選択肢も考えてよいと思います。
布団や毛布は無理に自宅で洗わない
防水パンがない部屋では、布団や毛布など大量の水を使う洗濯物にも注意が必要です。
洗濯機に無理に詰め込むと、脱水時に大きく揺れたり、排水がうまくいかなかったりすることがあります。
大物を洗いたい場合は、自宅の洗濯機で無理に洗うより、コインランドリーや宅配クリーニングを使う方が安心です。
特に布団や毛布は水を含むとかなり重くなります。洗濯機の負担や水漏れリスクを考えると、自宅で無理に洗わない方がよい場合もあります。
トイレの給水タンクから水があふれる予期せぬトラブル
水漏れで怖いのは、洗濯機まわりだけではありません。古い物件では、トイレや洗面台などの水回りでも予期せぬトラブルが起きることがあります。
実際に私が経験したのは、トイレのタンクと水道をつなぐ金属のホースが外れ、水が滝のように流れ出すトラブルでした。
その時、私は居間でヘッドフォンをして音楽を聴きながら仕事をしていました。ふと気づくと、居間にまで水が流れてきていたのです。
慌ててトイレを見に行くと、ものすごい音を立てて水があふれていました。あの時は本当に焦りました。
大量漏水が起きたときの緊急対応
すぐに水道の元栓を止め、バスタオルや衣類など、吸水できるものをかき集めて床の水を吸い取りました。
吸った水は風呂場でしぼり、また床に戻って吸い取る。その作業を1時間ほど続けました。
幸い、トイレの床がそれほど古いものではなかったようで、階下へ水が落ちることはなかったようです。
しかし、もし発見が遅れていたら、下の部屋に水が漏れていた可能性もあります。ヘッドフォンをしていたため、水の音に気づくのが遅れたことも反省点でした。
古いUR賃貸では水回りの劣化に注意する
トイレの水漏れの原因は、タンク内の部品や接続部分の劣化でした。
トイレの中の浮き玉(ボールタップ)などがかなり古くなっており、触ると手が真っ黒になるほど劣化していました。おそらく何年も取り替えられていなかったのだと思います。
水道蛇口のパッキン、トイレタンク内の部品、洗濯機のホース、排水まわりなどは、古い物件では特に注意が必要です。
UR賃貸では、入居前に大きな部分はリフォームされていても、細かい水回りの部品までは十分に確認されていないことがあります。
入居後は、蛇口まわりから水がにじんでいないか、トイレタンクの水が止まりにくくないか、洗濯機ホースが劣化していないかを、自分でも定期的に確認しておきましょう。
まとめ:防水パンがないUR賃貸は水漏れ対策をしておく
古いUR賃貸では、洗濯機置き場に防水パンがない部屋もあります。
防水パンがない場合、洗濯機のホース外れや排水トラブルが起きると、床が一気に水浸しになる恐れがあります。階下への漏水につながれば、補償問題になる可能性もあります。
洗濯機を使うなら、ホースやジョイント部分を定期的に確認し、洗濯中はできるだけ外出しないことが大切です。
さらに、洗濯機まわりやトイレの近くに水漏れセンサーを置いておくと、水漏れに早く気づきやすくなります。ただし、自動で水を止めるものではないため、通知に気づいたらすぐ対応できるようにしておきましょう。
防水パンがない部屋は家賃が安い反面、水回りの不安が残ることもあります。入居前の内見では洗濯機置き場と水回りを確認し、入居後もこまめに点検しておくことをおすすめします。