URの内見では共用部も見るべき?築古団地の管理状態を見抜く12項目

happy_ur
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

UR賃貸を内見するとき、どうしても部屋の中ばかり見てしまいます。

間取り、日当たり、水回り、収納、壁紙、床。

もちろん、どれも重要です。

しかし私なら、築年数の古いURを選ぶときは、部屋と同じくらい共用部分を見ます。

なぜなら、室内は入居前に修繕されてきれいになっていても、

・廊下
・階段
・ゴミ置き場
・駐輪場
・集合ポスト
・エントランス

などには、その団地の日常が出やすいからです。

私自身、築40年を超えるUR賃貸団地で4年以上暮らしていますが、これからURを選ぶなら、室内だけ見て決めるのは少しもったいないと思います。

なぜ共用部を見ると団地の状態が分かるのか

空室の室内は、次の入居者を迎えるために清掃や修繕が行われています。

そのため、内見すると、

「築年数の割にきれいだな」

と感じることがあります。

しかし共用部は、普段そこに住んでいる人たちが毎日使う場所です。

つまり、

その団地が普段どのように使われ、どのように管理されているのか

が見えやすい場所なのです。

1.まずエントランスを見る

最初に確認したいのが建物の入口です。

エントランスに、

・ゴミが落ちていないか
・照明が切れていないか
・扉や壁が大きく傷んでいないか
・不要な荷物が置かれていないか

を見てみましょう。

建物の顔ともいえる場所なので、管理状態が比較的分かりやすい部分です。

2.集合ポスト周辺にチラシが散乱していないか

集合ポストも見ておきたい場所です。

特に確認したいのが、不要なチラシです。

ポスト周辺の床や棚に広告が大量に放置されている場合、そのまま長期間放置されていないか確認してみてください。

もちろん一時的に散らかっているだけかもしれません。

しかし、

共用部の清掃や住民マナーを見る小さな手掛かり

にはなります。

3.廊下に私物が大量に置かれていないか

共用廊下も重要です。

例えば、

・自転車
・植木鉢
・傘
・段ボール
・家具

などが大量に置かれていないか見てみましょう。

少量なら日常生活の範囲かもしれませんが、通路をふさぐほど置かれているなら気になります。

通行しにくくなるだけでなく、災害時の避難にも関係する場所だからです。

4.階段の汚れや傷みを見る

エレベーターのない築古URなら、階段は毎日使います。

確認したいのは、

・床が滑りやすくないか
・手すりがぐらついていないか
・照明が暗くないか
・雨の日に水が入りそうではないか

です。

高齢になっても住み続けるつもりなら、階段の使いやすさはかなり重要です。

5.ゴミ置き場は必ず見ておきたい

私なら共用部の中でも、ゴミ置き場はかなり重視します。

確認したいのは、

・ゴミが散乱していないか
・粗大ゴミが放置されていないか
・分別が守られているか
・カラス対策がされているか
・においが強くないか

などです。

大規模団地では多くの住民が利用するため、多少の乱れがあることはあります。

ただし、明らかに長期間放置されているゴミが多い場合は気になります。

6.ゴミ置き場と自分の部屋の距離も確認する

ゴミ置き場そのものだけでなく、自宅候補の部屋との位置関係も重要です。

近ければゴミ出しは楽です。

しかし近すぎると、

・収集車の音
・住民がゴミを出す音
・におい
・カラスや虫

が気になる可能性があります。

特に1階を選ぶなら、窓やベランダとの距離を確認しておきましょう。

7.駐輪場は昼より夕方に見た方が分かりやすい

自転車を使う人なら、駐輪場も重要です。

昼間は通勤・通学で自転車が出払っているため、空いて見えることがあります。

夕方になると戻ってくるので、

・実際に置く場所があるか
・自転車が通路にはみ出していないか
・放置自転車が多くないか

が分かりやすくなります。

8.バイクを持っているなら置き場は別に確認する

バイクを所有している人は、自転車置き場だけ見て安心しない方がいいでしょう。

団地によって、

・バイク専用区画がある
・排気量によって置ける場所が違う
・空きがない

といった場合があります。

入居してから置き場所がないと困るので、契約前に確認した方が安心です。

9.エレベーターは「あるか」だけでなく状態を見る

エレベーター付きの住棟なら、実際に乗ってみてください。

確認したいのは、

・台数
・待ち時間
・広さ
・異音
・清掃状態

です。

高層棟なのに台数が少ない場合、通勤時間帯に待つことも考えられます。

また、ベビーカーや車いすを利用する予定があるなら広さも重要です。

10.共用灯が切れたままになっていないか

意外と分かりやすいのが照明です。

廊下や階段の照明が複数切れたままになっているなら、

「いつからこの状態なのだろう?」

と気になります。

一つ切れた直後ということもありますので、それだけで判断する必要はありません。

ただし夜にも現地を見るなら、共用部の明るさまで確認しておくといいでしょう。

11.植栽が伸びすぎていないか

昔のUR団地は緑が多いことが魅力の一つです。

しかし植栽は多ければ多いほど良いわけでもありません。

木や草が伸びすぎると、

・1階の窓が暗くなる
・見通しが悪くなる
・虫が気になる
・夜に暗く感じる

ことがあります。

特に1階や低層階なら、自分の窓の前の植栽まで確認した方がいいと思います。

12.側溝や排水溝も意外と重要

晴れた日はほとんど気にしない場所ですが、団地内の側溝や排水設備も見ておきたいところです。

落ち葉や泥が大量にたまっていると、強い雨の日に水が流れにくくなる可能性があります。

雨の日に内見できるなら、

通路や建物入口に大きな水たまりができていないか

も見ておくといいでしょう。

古い=管理が悪い、ではない

ここは重要です。

築40年、50年の団地だから共用部も必ず荒れているわけではありません。

古い建物でも、

・清掃されている
・外壁が修繕されている
・植栽が手入れされている
・設備更新が行われている

団地はあります。

逆に築年数だけでは、実際の管理状態までは分かりません。

だからこそ現地を見る意味があります。

URでは共用部分の修繕や清掃も行われている

URでは、外壁、屋上防水、給排水管、道路などの共用部分について点検や修繕が行われています。

また団地によっては、通路、緑地、エントランス、エレベーター、ゴミ置き場、自転車置き場なども清掃対象になっています。

共益費も、共用灯やゴミ処理、共用部分の清掃、道路や樹木の維持などに使われています。

つまり共用部は、単に住民が共同で使っているだけではなく、団地の管理状態が現れやすい場所でもあります。

きれいすぎる・汚すぎるだけで判断しない

一度見ただけでは分からないこともあります。

例えばゴミ収集直前ならゴミ置き場はいっぱいになります。

強風の直後なら落ち葉が散らばっていることもあります。

逆に清掃直後なら非常にきれいです。

そのため、

一つの場所だけを見て団地全体を判断するのではなく、複数の共用部を見る

ことが大切です。

私なら部屋を見る前後にこの順番で歩く

私自身がこれから築古URを内見するなら、室内を見る前後に次の順番で確認します。

1.建物入口
2.集合ポスト
3.掲示板
4.階段・廊下
5.エレベーター
6.ゴミ置き場
7.駐輪場・バイク置き場
8.建物周囲の植栽と排水

これだけでも、その棟の印象はかなり分かります。

まとめ|築古URは室内だけで決めない方がいい

URの内見では、どうしてもきれいに修繕された室内に目が向きます。

しかし実際に暮らし始めれば、毎日使うのは部屋だけではありません。

廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場、駐輪場、エントランス。

こうした共用部分も生活の一部です。

そして共用部には、室内よりもその団地の日常や管理状態が見えやすい場合があります。

内見で部屋を見終わったら、そのまま帰らず、あと10分だけ団地内を歩いてみてください。

築年数や間取り表だけでは分からない情報が、意外とたくさん見つかると思います。

当サイトは個人が運営する情報サイトであり、 独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の公式サイトではありません。
記事URLをコピーしました